インプラントとは

天然歯の構造

まずここを押さえておこう

まず「天然歯」という用語の説明です。ようするに「ただの歯」のことなのですが、欠損歯の治療に用いる、入れ歯・ブリッジ・インプラントなどによる人工の歯を「義歯」というのに対して、特に生来の歯であることを区別して表現したい場合に、「天然歯」という言葉を用います。

まず私たち素人が「歯」として認識する硬くて白い固まりについて説明します。

さて、天然歯は象牙質と呼ばれる硬い組織でできています。象牙質の表面のうち、歯肉から露出している部分(ものを噛む部分)はエナメル質というもっも硬い組織で覆われています。逆に歯肉内部に隠れている部分はセメント質という組織で覆われています。象牙質部分の内部には空洞があり、その中に神経や血管が通っています。神経や血管はセメント質で覆われた側の先端部分にあいた穴から外に出て体とつながります。

これが大体の天然歯の構造ですが、この天然歯は顎骨(がっこつ)に突き刺さるように固定されています。より正確にいいますと、顎骨のうち、歯が収まっている窪みのあたりを歯槽骨(しそうこつ)と呼びますが、天然歯の根っこはその歯槽骨に差さった形になっています。おさらいすると、その「差さった根っこ」の先端部分に穴があいていて、そこから神経や血管がでてきているわけですね。

ここまでいいですか?ゆっくり読んで理解して下さいね。

少しだけつけ加えておきます。エナメル質で覆われた部分を「歯冠」、象牙質で覆われた部分を「歯根」と呼ぶことも覚えておいて下さい。