インプラント治療の短所(1)
主な構造に死角なし
これまで見てきた通り、デンタルインプラント義歯は基本的に天然歯に近い特徴をもっており、構造面の違いから来る短所は歯根膜の存在や神経の有無など、かなり限定ささた部分にありました。
ここのところ、非常に微妙なのですが、ブリッジ・入れ歯との大きな違いになりますので、もう一度整理しておきます。
- ブリッジ・入れ歯は構造的な主立った特徴が短所となっている
- インプラント義歯は構造的な主立った特徴にはこれといって短所はない
ようするに大きな方向性として、インプラントの在り方は正しいということになります。もっとも、インプラントの主な方向性は天然歯にそれに当たりますので当たり前といえば、当たり前です。細部の天然歯の構造との差異が、短所として存在することは事実ですが、主立った構造ではなく、細部の構造の違いなのですから、今後の研究開発で乗り越えられる可能性もあると思います。現に、歯根膜の存在するインプラントの研究も始まっているのです。
今度は「治療法」としての総合的視野から考えます。
まず、結論から申し上げますと、問題点は次の3点にほぼ限られるでしょう。この3点をクリアできなければ、現時点ではそのポイントは短所であると考えてよいと思います。
(1)手術は安全か
(2)人材は十分か
(3)費用は適性か